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無事退院☆ それからの様子は・・・?その2

 家に帰ってきてからは獣医さんのお話通り、うつろで動作も緩慢。食事も全然食べません。これじゃあ朝から丸1日何も食べていないことになるので、さすがにこれはマズイと思って、本当はいけないんでしょうが大好物の人間が食べているスライスチーズを少しずつ手でちぎって食べさせました。現金なもので、これは一口食べるごとに催促してきてペロリと完食☆。

 メイは推定月齢約6?7ヶ月。なんでこんなに早めに避妊手術を受けさせたかというと、夜鳴きと粗相があまりにも酷かったからです。酷い時には一晩で5ヶ所もオシッコされましたし、一晩中ニャアニャアと泣き喚いているときもありました。人間が見えなくなると泣き声が酷くなるようなので、夜中に起きてはメイのいるリビングの床にゴロ寝してしばらく落ち着かせたり・・・。一旦はそれでマシになるんですが、周期的に繰り返すので結局は毎晩のようにそんなことをしていました。おかげで、メイが来てからは、眠っていても常にどこかで気が張っていて、日中も寝不足のような疲労感が蓄積していくのでした。メイの睡眠時間である日中に私もこっそり昼寝を取ることで、何とかこなしていましたが、仕事のある日はそうもいかないですしね・・・。
 それが、手術をして帰ってきた昨日の晩から、「これがあのメイなの??別猫になっちゃったんじゃないの?!」というくらい豹変したのです
 帰宅してから、見事に一度も鳴いておりません。正確には、私の足元などでちょっとした独り言が漏れるように小声で「ニャァ・・・」と鳴くことはありますが、前日までのように何もない虚空を見据えて「にゃああ?っ!!みゃお??ん・・・・!」と遠吠えをするようなことは一切無くなりました。まるで前日までの自分の行動の記憶を一切失ってしまったみたいで、怖い・・・・。
 大変デリカシーのないことを書いているかも知れませんので、もしお読みになってお心を傷つけてしまわれる方がいらっしゃいましたら予めお詫び申し上げたいのですが、うちの猫がたった数時間の手術を境に全く行動が変わってしまうなんて、なんだか人間が歳を取って自分の名前や年齢、食事をしたかどうかも分からなくなってしまう有様のようで、逆に私は「楽になった?♪良かった」と手放しで喜べるというよりも、もしかしたら自分が軽く思っていた以上に、自然の摂理を自分の都合で捻じ曲げた不遜なことをしてしまったのかも知れない・・・という、怖れのような感情を覚えました。

 では本当に、何もかも忘れてしまったのかというとそうではありません。やっぱり私やダンナのことは飼い主として慕ってくれて、ヨボヨボと私たちの座るソファの足元までやってきて、一緒にいたいとうずくまっています。呼べば振り向くし、撫でれば喜びます。外出から帰れば、玄関まで出迎えてくれます。

 メイにとっては、自分が昨日の午後何をされたかなんて、何も分かっていないでしょうね。私たち人間が、メイの病気の治療のために辛い検査や注射を受けさせたり、個体の消耗を防ぐために避妊手術を受けさせたりしても、過去の自分についての記憶保持能力がない猫にとっては、今が全て。「拾われて来る前の病気で辛かった時期より、今は健康になって幸せ♪」と思っているかといえば、きっと自分が3ヶ月前どんな体調だったかなんて覚えていない。だから昔と比較して、今の医療行為を肯定して受け入れるなんてことは能力の範疇を超えていることでしょう。猫は、その時々の生を懸命に生きているだけだと想像します。
 ましてや今回は避妊手術。さかりとは、種を残すという生物にとって最も基本的な本能であり健康な生理現象です。これが『問題行動』になるのは、ひとえに人間の社会様式からはみ出しているからなんですよね・・・。人間の社会生活に無理やり猫を引きずり込んできて、邪魔な部分は一方的に切除するということなんですよね・・。

 かといって短絡的に、「不妊手術を施さないことが良いことだ」と言い切れるかといえばそう簡単ではないことは分かりきっています。
 以前、お名前は失念しましたが、某作家さんが「飼い猫に不妊手術を施すのは、猫の生の喜びを取り上げることであり、もし自分がその立場なら幸せとは思わない。だから敢えて不妊手術は行わず、生まれた子猫たちは、近所の(だったと思いますが)谷底に投げ捨てて殺している」と雑誌に書かれた記事をめぐり、大きな論争になったことがありました。
 これもまた、「人間が『生きたい』という本能を持って生まれてくる子猫たちを、人為的に排除していいのだろうか?」と思います。もちろん野生の環境で生まれた子猫たちは、どの道天敵や自然環境に淘汰され、強い者だけが生き残り弱者は振るい捨てられていくものです。その作家さんが谷底に投げ捨てた子猫たちの中でも、もしかしたら這い上がってでも強く生き延びた猫もいるのかも知れません。
 しかし、結局のところその作家さんが子猫を遺棄している動機は、『自分が猫と同居したいから』という、人間側だけに立った(猫にすれば)身勝手な理由です。カラスなどが自分の生存を賭けて、子猫を捕食するのとはまた違います。

 そんな風につらつらと考えていくと、結局のところは猫に限らず、犬、鳥、その他愛玩動物と人間というのは、究極一緒には暮らせないのではないか・・・と思えてきました。もしかしたら、私は猫を1匹不幸にしたのかも知れません。
 メイのさかりが酷くなるにつれて、夜鳴きさせないように粗相させないように、どんどん私たちの生活様式を変えていかざるを得なくなりました。正直、ダンナは「人間が猫に合わせて、猫中心の生活になっている!」と怒ったりもしていました。私も、少々肉体的にも精神的にも疲弊していました。
 こんな風に、人間が猫の生活に合わせても、猫が人間の生活に合わせても、必ずお互いにどこかそれぞれの種の生活様式からはみ出す部分があるんですね・・。

 そうは言っても、もうメイとの同居は始まっています。何より、昨日メイが夜鳴きをしないでいてくれたことで、まるでメイが来てから初めてのように、久しぶりにぐっすりと熟睡することが出来ました(おかげで朝5時に起きてダンナを送り出すのも、全然身体が楽なくらいでした♪)。
 メイを巻き込んでしまったからには、「何がメイにとって幸せなのか」を考えるのと同時に、「果たしてそれはどれだけ自分たち人間にとって、許容可能な条件なのか」も考えて、いろんなことを選択していかないといけません。

 実家の母は、メイを拾ってきたことを報告すると「猫を飼うのは人間の子供を育てる練習だと思って頑張りなさい」と言ってくれましたが、おいおい、種が違う生き物を育てるのと同じ種の人間を育てるのとは、全然違うよ?・・・^^;。

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テーマ : 猫のいる生活 - ジャンル : ペット

コメント

No title

メイちゃん、手術が終わったんですね。
随分性格が変わってしまったようですが、多分ホルモンが無駄に出ていたのがなくなったのではないでしょうか。
生殖能力だけが発達してしまっても、室内飼いで外に出られなければ交尾もできないし、無駄に興奮するだけで、辛かったかもしれません。
ネコにとって何が一番かは難しい問題ですけど、今の状況でみんなが一番いいだろうというところで折り合いつけることが必要なんでしょう。
ただでさえ暑い時期は元気なうちのネコたちもグダグダしています。手術の後は疲れてると思うので、ゆっくり養生できるといいですね。

無事

メイちゃん手術終わったんですね!
そんなに人(猫)が変わったようにおとなしくなったってことは、原因はやっぱり”さかり”だったんでしょうか。
手術は確か人間の都合かもしれませんが、これで落ち着いてくれたらメイちゃんの為にもいいと思うし、そんなに真剣に悩んでくれるばっこお母さんに育てられてメイちゃんはきっと幸せですよ(^_-)-☆
とにかく順調に回復してるようで良かったですね(*^_^*)


Re: No title

 そうですよね、たしかに発情期って興奮してますもんね。あれってきっと、猫にとっては辛いものですよね・・・。
 こういう疑問には唯一絶対の答えなんてないことは分かってるんです、自分でも^^;。
ですが、ついつい誰かに聞いて欲しくて書いてしまいました。
仰るとおり、みんなにとって一番いいと思えるところで、まさしく折り合いをつけていくのが現実的ですよね^^;。

 おかげさまでウチの猫は、比較的暑さに強いのか、脱出防止のために閉め切りにした部屋の中でも結構すやすやと気持ちよく寝ててくれます。
 早いところ傷が塞がって、元気に回復してくれれば一安心なんですけどね~^^;。


Re: 無事

 実はたった今、またまたお粗相をしているところを発見してしまいました・・・(泣)。
その前は、珍しくまた遠吠えしてたんですが、いつもに比べてすぐに泣き止んでくれたので、まさか例の再発(?)だとは思わず・・・後で意味が分かって絶句しました。

 こんなダメ母ですけど、連れてきてしまった以上、この子を幸せにしてあげないといけませんね!もっとも猫にとって何が幸せなのか、それが私にも分からないのでこんなブログを書いてしまったりしているんですけど・・・^^;。

 私も「今までのことはさかりのせいだ!もう過去のことさ☆」とたった今まで思ってましたが、まだしばらくは警戒が必要みたいです・・・(泣)。

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