FC2ブログ

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

なぜ草むらを走るのか?

 まだ寒い頃、今年の1月ごろだったでしょうか?

 いつもの近所の河川敷を走っていました。その頃、確か週に2回ほどの練習。平日の午後から夕方にかけての時間帯が主な練習時間だったと思います。

 気が付くと、いつも同じ青年と走ってすれ違っていることに気がつきました。年齢は高校生から大学生くらいでしょうか。高校生なら授業がある時間なので大学生かも知れません。まったく箱根駅伝の中継からそのまんま抜け出てきたような格好で、上下は揃いのウィンドブレーカーで、濃い青のサングラスをかけて目の表情は分かりません。体型は痩せ型だが適度な筋肉質という典型的なランナー体型で、フォームも上体がスッキリと立ち上がった綺麗なもので、如何にも陸上歴が長そうでした。

 私が河川敷を2往復する間に、彼は何往復もします。ですから私とは何度となくすれ違ったり追い越されたりします。
 私が往路を走っていたときには、彼は私が走っているのと同じく河川敷の真ん中に敷かれている舗装された道を走っていました。舗装された「道」と言いましたが、実際には草むらの河川敷を人や犬が散歩してつけた獣道を、砂利混じりにアスファルトで固めただけの代物です。もともと川自体が川幅数メートルといった程度の小川なので、その脇を並行している河川敷もまた狭く、川岸から1メートルほどが草むら、そして人がすれ違うのがせいぜいといった程度の道幅の舗装道、そしてまた土手までが1メートルほどの草むらという狭さです。

 往路では私と舗装道上ですれ違ったのに、次に向こうからやってきた彼を見つけたときは、なぜか舗装道から外れて、川岸からギリギリの雑草の中を走ってこちらへ向かっていました。

 そんなとき、運の悪いことに、彼の進行する線上にゴルフのスイングを練習するおじさんがいたのです。しかもスイングする真似だけで練習するのではなく、危ないことに実際のクラブを握って振り回しているではありませんか・・・・。なんだか私はすごく嫌な予感がしました。
 よくニュース番組の特集などで報道されていますが、例えば淀川河川敷でも「公共の土地なのでゴルフ練習など危険なスポーツは禁止」されているはずなのに、見つからないように勝手にスイングの練習をしている人って結構いるようです。しかもそんなルールを無視する人はやはりそれらしく、見つかっても自分に都合のいい屁理屈を並べ立てて「悪いのは自分ではなくて行政だ、まわりの住民だ」と責任転嫁したりするのです。
 もちろん私たちが走っている狭い河川敷だって、明確な禁止の看板などはありませんがこの狭さを考えたら常識的にクラブを振り回すのは大迷惑です。私たちランナーは、怖くて仕方ありません。

 私はそのおじさんが立っている草むらではなく、舗装道を走っていましたから、クラブが手を離れて飛んでくるようなことでもなければ実際にぶつかることはないでしょう。でも、大学生風の彼は、もう数メートル走ったらそこにはそのおじさんが立ってクラブを振り回しているわけです。嫌な予感がしたというのは、クラブが彼に当たらないまでも、危ないことをしているおじさんが逆に彼に向かって「どこ見て走ってるんだ!」と、まるで自分に非がないかのように彼を怒るのではないかということなのでした。
 そんなことになったらせっかく真面目にこつこつ練習している彼が気の毒に思います。そんな勝手な人に気分を害されるより、さっさとこっちに寄ってきておじさんを避ければいいのに・・・・・。

 そう思って見ていると、なんと彼は避けることなどせず、おじさんの視界に入るほどまで近くに寄っていって、おじさんが怯んでスイングを止めた隙におじさんの前をとっとと走りすぎて行ったのでした。

 ・・・怒鳴られるようなこともなく無事に走りすぎることが出来たのはよかったけど、なんであそこまで近くに寄って、自分から避けることをしなかったんだろう??そのときの私には不思議でした。
 慧眼なベテランランナーの皆さんには、もうお分かりですよね。

 私は今日やっと、その理由が思い当たりました。
 無意識に私も今日、同じ行動を取っていたのですから。さすがにゴルファーのおじさんはいませんでしたが。
 ここ1ヶ月ほどは足の痛みを気にしながら走っています。今日も片道2.5kmを越えたあたりで、少々足裏や太腿あたりに軽い疲労を感じ始めました。クッションがしっかり効いたシューズのはずなのですが、疲れてくると着地の衝撃が少々足裏には刺激強く感じられます。
 そんなとき思い出したのが、「足を痛めたときは、アスファルトではなく草や土の上を走りましょう」という教則本の文言。
 それを思い出した次の瞬間、ほとんど無意識にそれまで走っていた舗装道の横を並行する草むらを走っていました。やっていることはあの時の彼とそっくりです。
 季節は冬から春に変わり、あのときは枯れ草ばかりだった川岸の土が今では私の膝を越える高さまで草が茂っています。そこを踏み分けながら走るのでかえって走りにくくもあるのですが、「足を痛めない」という目的があるのでそれでも敢えて草むらを走り続けるわけです。知らない人が見たら、まさしくなんで?と思うでしょう。

 舗装地ばかり走っていると、足裏が鈍感になるそうです。例の彼は足を痛めてというよりは、トレーニング効果を狙って草むらを走っていたのでしょうね。
 だけど、やっぱり自分だけで練習するのではなくて他の人の走りも機会があればどんどん観察するというのは大切なんですね。もしかしたら今日の私の走る様子を見て「なんで?」と思った人が、いずれ後に「なるほど?」と思うようになるのかも?と思ったら、なんだか面白いのでした。
スポンサーサイト

テーマ : 今日のランを振り返って - ジャンル : 趣味・実用

コメント

芝ランですね

こんばんは~ ご来訪ありがとうございました♪ 
故障中はもちろんトレーニングとしても芝や草ランは 
足に優しく かつ筋力増強にも役立つみたいですね 
ゴルフおじさんは迷惑だけど私たちも走ってるときに
ウォーキング中の人に迷惑かけてるかも・・・と思い
公共の場での共存を大切にしたな~って思ってます 
足裏痛が早く治りますように♪ 

No title

らんらんさん、コメントありがとうございます。
 言われてみれば私も歩いている人に迷惑かけてるかも知れませんね^^;。今日は自分が邪魔になってないか、少し気にながら走ったつもりです。周りの人たちとうまく付き合うことで、走ることのイメージがもっと良くなれば嬉しいですから・・・。
 らんらんさんも最近の記事で、少し足が痛いと書かれてましたね。私はこういうの、初めての経験ですが、思うように走れないのって辛いものですね。
 らんらんさんもどうぞお大事にしつつ、頑張ってください☆。
コメントの投稿
管理者にだけ表示を許可する

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。